【FGO】ソロモン戦 その1


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遂に来たぜ……ソロモン……

 そんなわけで前回の記事に続きFGO日記です。北斎ちゃんラブの勢いでついに来ました最終章。まぁここまで戦った魔人柱どもだって大したこと無かったし、どうせお前も見かけ倒しのラスボスなんだろ? 大人気ソシャゲのラスボスがジナイーダくらい強かったら大顰蹙買うしね。そもそもソロモンがラスボスとして登場したときのFGOって今まで一番盛り上がってた時期だから、まぁどうせお祭りもんに相応しい程度の強さに設定してあるんでしょ? あー早く北斎ちゃんがラスボスをぶっ倒すとこ見たいなーって、

なんだよこいつ……意味がわかんねえ……

 なんでターン毎に回避使ってくんだよ……わけわかんねえよ。今までにないタイプの敵じゃんこれ。どうやって攻略すりゃいいんだ……教えてくれ北斎ちゃん……なあ頼む。

 そんなわけで打倒ソロモンのために「必中」「無敵」といった能力を持つサーヴァントを育てる決意をしました。

 いやー楽しくなってきた。私はFGOの課金がまだ1万ちょい程度のライトユーザーなんで全然戦力が整ってないんですよ。つまりこれまで引いたサーヴァントの中から自分で使えそうな奴らを発掘して育てなくちゃいけないわけです。楽しいんだこれがまた。

 なにもFGOやソシャゲに限った話ではなく、むしろ家庭用ゲームやMTGをやってた頃の間隔に近いんですが自分の持ってる戦力の中から強敵相手に有効そうな作戦を練っているときが一番楽しいんですよね。

 勝つのは二の次で楽しむのが第一。

 これが私のゲームプレイする上での最も大切なルールなんですよ。かといって課金して強いサーヴァントが出るまでガチャを回す人を否定したりはしないし、そういう人がお金を落としてくれるおかげでFGOの運営は成り立つわけですから、むしろ自分よりも遥か上の立場に入る貴族ですよ。私は映画館に行くと必ずポップコーンとジュースを一番大きいサイズで頼むような人間でとにかく自分が好きなコンテンツにはお金を落としたいという気持ちはあるんですが、薄給なのでソシャゲにあんまり散財する余裕はなく、FGOも今まで福袋といった確実に☆5が手に入るような機会にかお金を使わなかったわけです。だからFGOに課金する人に対しては自分と違いお金を払ってコンテンツを支えてる人たちという認識が強くて、課金勢に関してはそういう意味で感謝の気持ちが少なからずあるんですね。

 それとFGOから少し話が逸れますが、「楽しむのが第一」というスタンスが最も顕著だったのがMTGにハマってた時期ですね。あの頃はMTGにハマり過ぎて財力の殆どを作品制作とMTGに使ってたんですよね。そのせいでずっと白飯で生活してたり、それじゃ体に悪いからと云って豆腐料理や100円で作れる健康食に挑戦したり、まかないの出るバイトを掛け持ちしたりしてたなー。それで何をしたかっていうととにかく実費で色んなデッキを作りまくったんですよ。常用してないのも含めて十数個あったからな……

 デッキに関しては本当に色々作りましたね。トーナメントで成績を出してるデッキのマイナーチェンジ版だったり、ものすごく昔に流行ったデッキだったり、完全に自分の趣味で作った騎士デッキから、スーサイド黒単、ターボ、ライブラリー破壊、ハンデス、火力オンリーのバーンとかゴブリン、エルフ……なんでそんなにデッキを作ったかっていうと「とにかく相手を驚かせたいから」というのが念頭にありました。カジュアル(フリープレイ)だったのでほぼすべてのカードプールから選んで戦えるわけですが、中には躊躇なくパワーカードを使ってキメてくるプレイヤーも身内に居たりするんですね。そういう相手には自分が想像した陣形を組む前に負けてしまう。そう。楽しむ前に負けてしまうんですね。

 だからそういう連中相手に金を積んででも楽しい戦いが出来るデッキ=同じレベルの強さのデッキが必要だったんです。これがキモでね、そういうデッキを用意すると分かると相手もまた「それに驚いてより強いデッキを考えてくる」ということをしてくるわけで、このおかげで際限なくデッキを作り続けるハメになりました。

 同時に遊び半分で作ったネタデッキや、接待用、布教用のデッキも沢山作りましたね。そこそこ経験のある相手に「ここでそのタイプの使ってくるかー!」と云われると嬉しかったし、互いに発見や楽しみを共有できて最高に楽しかったです。

 さてFGOの話に戻りますが、ウン万単位で課金している勢に比べて当然切れるカードが少ないというのが今の私の状況なわけで、強い強い云われてるマーリンや孔明ももちろんいない。ゆえにソロモン相手ならばフレンドの枠は必ずそのどちらかが入ると。

 となれば自分はアタッカーを用意して如何に立ち向かうか考えなければいけないわけで、しかしスキル強化の素材にも限りがあるし、AP回復のリンゴも残り70を切った。すべてが限られた中でソロモンを倒せそうなサーヴァントを育てなければいけない。これが最高に楽しいんだ。

 

 とりあえず今の私の持ちうる☆4以上のサーヴァントをいくつか紹介しましょう。

フォーリナー北斎

【アヴェンジャー】ゴルゴーン

バーサーカー】Xオルタ・ナイチンゲールヴラド公茨木ちゃん

【アサシン】段蔵不夜城のアサシン・新宿のアサシン・切嗣・式・カーミラ

【キャスター】玉藻・ミドキャス・ニトクリス・ナーサリー・メディアリリィ

【ライダー】ケツァル・メイヴちゃん・水着モードレッド

【ランサー】水着玉藻・アルトリア・スカサハメデューサ李先生アルトリアオルタ

【アーチャー】藤乃インフェルノ・水着エレナ・エミヤ

【セイバー】式・鈴鹿御前・ランスロットデオンくん

 

 これくらいでしょうか。候補になっているサーヴァントを太字にしています。宝具Lv2以上はインフェンルノ、槍メデューサ、ケツァル、ヴラド・茨木のみ。個人的に一番楽しめそうなのは李先生、藤乃、槍トリアオルタ辺りを聖杯を使うくらいまで育てることかなー。

 スキルレベルを中途半端にしか上げられないことを前提にするため、最低限レベルはMAXにしたい。聖杯を使うことも想定するべきかなーと。

 これまでは強敵相手にマシュの無敵ガードやマーリンの全体無敵で凌ぎつつ、ヴラドや玉藻のチャージ減少で妨害するという方法を使ってきました。しかしこの戦法は相手が宝具を使う前に先手を打ってダメージを叩き込む必要があり、回避を使ってくる相手には妨害は出来てもダメージが与えられない。

 そこであえて妨害はせずに相手の宝具を流すという方法で挑みます。思い返すとマシュはメイン盾としてのポテンシャルも高いんですが、自分が場に残したいサーヴァントを残すことができるTCGで例えると非常にコントロール性質の強いサーヴァントでもあったんですよね。

 ここでソロモン相手にアーツ軸の耐久パを捨て、場をコントロールしつつ状況に応じてカードを変えるシルヴァバレット戦略に切り替えるという、最終局面にしてこれまでの自分のFGO力を試す戦いを強いられたわけです。うーん燃えるな!

 それを考えるとデオンや段蔵は火力には欠けるけどコントロール力は強いですよね。デオンはマシュとは毛色が違うタイプの守りに特化したキャラで、タゲ集中&HP台回復弱体解除&耐性アップ回避&防御アップといったスキルを持っているし、段蔵もまた回避&スター発生率アップ無敵&スター発生率アップ、出来ればスキルレベルを上げて挑むべきなのですが。

 ただ段蔵に限っては本人にバフを付与するスキルが入っているので、こいつで殴らないとそのスキルが腐ること、宝具がバスターであること、スター発生があるのでクリティカルを狙うパーティにするべきというところか……?

 それともう一つ重要なのは絶対に北斎は抜きたくないということ。

 私のFGOはあの大莫迦野郎ソロモンを北斎ちゃんで張り倒してフィナーレを迎えなければいけないんですよ。それがソロモンに対する礼儀でもあり、この私が気持ちよくFGOの終焉を迎えるための必須条件なんです。あの筆でガァーッとキメてソロモンを倒すんだ。

 その時初めて、

「ろくなサーヴァントじゃなかっただろ……オレは……」

 この台詞に続く、

「それをアンタは」

 という言葉の先を聞く権利が俺には与えられる!

 俺はきっとこう答えるだろう!

 北斎ちゃんのお陰でソロモンを倒せた、と!

 人理修復をできたのは北斎ちゃんのお陰だ、と!

 

 俺のFGOは今、大佳境を迎えつつあるんだ!